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堤工業について

お客様の声

 

 

 

 

学生フォーミュラ(全日本学生フォーミュラ大会)に向けて、1年間かけて車両一台をコスト面から製造面まで学生主体となって作成する活動を行っている神奈川大学学生フォーミュラープロジェクトのみなさんに弊社との共同の取り組みや成果について伺ってきました。

皆さんが出場される
全日本学生フォーミュラー
について教えてください

学生フォーミュラの大会では、横並びに実際に競い合う(レースする)のではなく(危ないため)、1台ずつ走行したタイムで他校と競うことになっています。
レースは「動的審査」、それとは別に「静的審査」と分かれて審査があります。動的審査
・アクセラレーション(加速)
・スキッドパッド(コーナリング)
・オートクロス(タイム)
・エンデュランス(長距離走行)

静的審査
・コスト
・プレゼンテーション
・デザイン(設計)

たとえば、静的審査のデザインについては、自分たちが1年で、どこを工夫し、改良してきたか(PDCAサイクル等)というのを審査されます。

今年の我々のコンセプトは、「熟成と使いやすさ」。

いかにドライバー、整備する側の使いやすさというのをコンセプトにおいて、各パーツの設計を行ったかという事をPRしたいと思います。

 

堤工業への相談のきっかけは?

うちのチームは、6年前から電気自動車部門の学生フォーミュラに参加しているのですが、最初の2-3年は、電気のレギュレーションが厳しく高電圧が流れる部品の絶縁に非常に苦労し、静的審査がパスできず動的審査にチャレンジする事が出来ずに居ました。

そんな時、堤工業さんにご協力いただき、高電圧の部品ケースや配線端子を覆う防水カバーなどの設計からご相談に乗ってくださって、チーム発足当初から本当にお世話になっている協力企業パートナーさんです。

 

堤工業の対応や加工品はどうですか?

堤工業さんには、樹脂系の加工や防水用カバーなどの制作を依頼しているのですが、担当学生が樹脂の特性や性質が分からない事も多いので、ひとつひとつ丁寧に教えていただいたり、ご協力いただいています。
例えば、設計の初期段階から用途や使用される場所、問題点などをお話させていただき、素材や形状などをご提案いただいたり、製作していただいています。

また、すべてワンオフで製造していただいている為、私達が知らない事や説明不足などでご迷惑をおかけしてしまう事もありましたが、いつでもウェルカムといってくださったのがほんとうにありがたかったです。

特に、樹脂や素材のレクチャーをわざわざ時間を取って担当学生に説明してくれたり、超特急の試作や製作を快くご協力いただけて、私達のプロジェクトになくてはならない方だと感じています。お世話になっている協力企業パートナーさんです。

今後のプロジェクトについて

堤工業さんを始めとした沢山の協力企業さん達のおかげで、年々学生フォーミュラで成果が出せてきています。

しかし、私たちのチームは全競技に出場したことはあっても、全競技完走できたことがないので、それに向けて毎年設計&制作活動を行っています。

学生のみだとわからないこともまだまだ沢山あるので、ぜひご支援いただければと思います。

神奈川大学学生フォーミュラープロジェクト